下道ツーリングをする目的は、さまざまですが、主なものとしては、高速道路や有料道路の料金を節約することや、ゆっくりと走行することで見つけることができる新たな発見や感動、出会いなどが挙げられます。
下道ツーリングならではの魅力はたくさんありますね。
私自身も、高速道路や有料道路はほぼ使用せず、下道限定のツーリングを専門にしています。
最近では、PCXで関東から東海、関西をツーリングしました。
その経験から、下道ツーリングの限界距離や長距離下道ツーリングの注意点についても説明したいと思います。
是非、最後までお読みください。
下道ツーリング(長距離)の注意点
下道ツーリング(長距離)の際に注意すべき点を以下に列挙します
適切な装備:ヘルメット、グローブ、ジャケット、パンツ、ブーツなど、適切なライディングギアを着用してください。これらはライダーを事故から保護します。
バイクのメンテナンス:出発前にバイクのチェックを行い、タイヤの空気圧、ブレーキ、ライト、オイルなどが適切な状態であることを確認してください。
休息:長時間の運転は疲労を引き起こす可能性があります。定期的に休憩を取り、必要に応じて食事や水分補給を行ってください。
ルート計画:事前にルートを計画し、予想される交通状況や天候を考慮に入れてください。
また、緊急時に備えて、近くの病院や修理工場の場所を把握しておくと良いでしょう。
天候:天候によっては走行が危険になる場合があります。雨や強風、霧などの悪天候時は運転を避け、安全な場所で待機してください。
法律遵守:すべての地域で交通規則を遵守してください。速度制限を守り、安全運転を心掛けてください。
緊急キット:応急処置キット、工具セット、予備の燃料など、緊急時に備えたキットを持っていると便利です。
PCXで関東から東海・関西まで走った
私が普段乗っているバイクはPCX150です。
下道ツーリングと通勤用に購入しました。
まずはPCX150を使って、関東から関西、東海までのツーリング体験について書きます。
PCXで関東を下道ツーリング体験
PCXで関東から東海・関西までのツーリング体験、1日目の様子です。
出発地は神奈川県横須賀市の観音崎公園です。
観音崎公園からバイクで南下して城ヶ島大橋を渡り城ヶ島公園を散策しました。
その後、134号線を走行し、神奈川のシンボルである江ノ島を眺めながら茅ヶ崎サザンCに到着して少し休憩。
そして、海沿いをひたすら走行し、伊豆半島を目指しました。
関東の走行距離113㎞。
PCXで東海を下道ツーリング体験
熱海市通過して、PCXで東海地方を下道で巡る旅を楽しみました。
まずは東伊豆を南下し、下田市に到着。
そこから北上して河津桜や浄蓮の滝を観光し、沼津市へ向かいます。
沼津市から淸水市に移動して淸水魚市場で食事を楽しんだ後、三保の松原へ移動し、その美しい景観を満喫しました。
その後、150号線を気持ち良く走行して今日の宿泊地、お宿なかにしに到着。
ここは絶景の海景色、御前崎灯台のすぐ近く。
美味しい食事がとても好評です。
部屋で食事をしていたら海から波音が聞こえてきます。
今、私が食べている海鮮類が、波音が聞こえてくる海から取れたものだと思うと特に感動しました。
ツーリング初日の宿泊は、お一人様のグルメ宿泊になりました。
翌日、宿泊地から眺める地平線からの朝陽に感動しながら出発します。
浜松を通過して、愛知県のおすすめツーリングエリアである知多半島1周ツーリングを決行しました。
知多半島では、ぽんカフェやゲストハウスほどほどなどに立ち寄り、野間灯台を眺めながら1周し、やがて関西エリアに入ります。
東海エリアを走行した距離は合計551㎞。
PCXで関西を下道ツーリング体験
関東を出発して2日目の宿泊地はゲストハウス石垣屋。
石垣屋は独特のルールと美味しい食事が大好評。
宿泊者と一緒に野外料理を楽しみ、ぐっすりと眠りました。
PCXでのツーリング最終日は非常にハードなスケジュールでしたが、石垣屋ではまだ皆さんが飲み疲れて熟睡している中、早朝に私だけが出発することにします。
まずは伊勢神宮を参拝し、その後は紀伊半島の東側をひたすら走行しました。
お約束の獅子岩や鬼ヶ城を眺め、本州最南端の潮岬に到着します。
それから紀伊半島の海沿い、西側をひたすら走行し、和歌山市を通過して奈良市に到着しました。
ここからが非常に大変でした。
翌朝までに神奈川県横浜市の自宅に帰宅しなければならなかったのです。
高速道路を使用するか迷いましたが、好奇心やチャレンジ精神が刺激され、最後まで下道ツーリングにこだわることにしました。
奈良市から私の自宅、神奈川県横浜市まではまだかなりの距離があります。
夜間走行なのでさらに疲れましたが、帰宅しなければならなかったので頑張って走行しました。
PCXはLEDライトを装備しているので、夜の視界が良く、夜間走行には適しています。
また、軽量な車体なので、長時間の運転でも疲労が少なく、利便性があります。
無事に翌朝になり、自宅に帰宅しました。
たくさんの景色や食事、出会いがあり、関東・東海・関西ツーリングはとても満足できるものでした。
機会があれば、またやってみたいと思います。
石垣屋を出発して自宅に帰宅するまでの走行距離は1003㎞。
ルートによりますが、私のこれまでの経験上、下道ツーリングで1日の限界距離は1000㎞だと思います。
関西紀伊半島を1周して自宅に帰宅するまでの走行距離は1046㎞。
今回の3日間の総走行距離は1710㎞。
まとめ:下道ツーリングの限界距離は?PCXで関東から東海・関西まで走った
下道ツーリングは、一般的には時間や労力の負担が大きいと思われがちですが、その楽しさは計り知れません。
私自身、下道ツーリングの魅力を知ったことで、高速道路を使ったツーリングはほとんどしなくなりました。
この記事が、皆さんの今後のツーリングに少しでも役立てば幸いです。
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