ラーメン屋でマグロ丼?沢村(藤沢)のちらし麺って美味しいの?

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テレビを見ていたら神奈川県、藤沢市で、
店舗も料理も個性的で普通のラーメン屋とは違ったお店
の紹介をしていました。

建物は完全に和風の造りになっていて、テレビで
紹介しているラーメンを見ても外観は海鮮丼にしか見えません。

しかしインターネットで検索してみるとラーメンデータベース
神奈川県ランキングで97/1340位なので、かなりの人気店です。

口コミでは小さなお店だけど地域の人には評判が良い、常に混雑
しているみたいでした。

今回は変わり種のお店、ある意味ぶっ飛んでいると言われながらも
ラーメンデータベースのランキングや近所の人には人気のある
藤沢市に店舗を構える鮮魚鶏出汁麺沢むらで食べた感想を書きます。

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鮮魚鶏出汁麺沢むらのちらし麺って美味しいの?

私はこのお店でちらし麺・松を注文するときにラーメンと
お刺身を融合させた食べ物が上手くイメージすることが
できませんでした。
基本的にはラーメンは熱い食べ物ですし、お刺身は
生魚なので混ぜ合わせたらかなり相性が悪い気がします。

券売機でちらし麺・松1350円を注文しました。

届けられたちらし麺の豪華な外観に先ずびっくりします。

ホタテ、はまぐり、ネギトロ、イクラ、サーモン、鶏つくね、
味付き煮卵、トビっこ、油あげの具材が乗っていて下の麺が
全く見えません。

具材がたくさん乗っているだけでは無くて
鶏つくねは凄くコクがあって美味しいですし
味付け煮卵は見事なトロトロの半熟の
状態です。

店員さんから良くかき混ぜてから食べるように言われました。

綺麗に盛り付けされているお刺身をグチャグチャに混ぜるのは
抵抗がありましたけど、私はどのお店に行ってもお店の
お勧めの食べ方を試してみる派なのでまんべんかき混ぜました。

ホタテ、はまぐり、ネギトロ、イクラ、サーモン、トビっこ、
どの海鮮類の食材も鮮度が良くてそれぞれの旨みがしっかり
しています。

始めはシナチクかな?とおもっていたら細かく刻んだ
油あげが乗っていました。

甘辛く味付けされていて、海鮮系の淡麗な味と正反対で
相性が良いです。

自家製の平打ち麺にもびっくりしました。

今まで私がたべてきたラーメン、うどん、パスタ、
どの麺類よりも腰が強くて弾力があります。

表面がツルツルして舌触りや喉ごしが最高に良いです。

そして、すし酢と混ぜ合わせて酢飯風に味付けされています。

腰が弱くて柔らかい麺だとドロドロに溶けてしまうので美味しく
食べるなら腰が強くてツルツルの麺は絶対必須です。

イメージとしては海鮮丼では無くて汁無しの海鮮の麺類と
言った感じです。

この料理が果たして本当にラーメンとしてのジャンルに
なるのか?は不明ですが評論家では無い私は深く突っ込まないで
最後まで美味しく頂きました。

鮮魚鶏出汁麺沢むらの看板メニューの濃厚鶏出汁麺も食べた

鮮魚鶏出汁麺沢むらで、ちらし麺と人気を争う
濃厚鶏出汁麺を注文しました。

外観はメニュー名の通り白濁色でポタージュのような
とってもクリーミーな感じです。

表面は泡だっていてねっとりとした鶏白湯です。

スープを飲んでみたら、鶏ガラをしっかりと煮込んで
髄液の旨みまで溶け出しています。

見た目とは正反対で和テイストみたいな感じ?むしろサラリと
していてしつこさはありませんでした。

刻んだ玉葱を揚げて焦がした玉葱をスープに溶かしたら香ばしさ
を引き上げて食欲が増します。

このお店の具材の主役?にも思われる鶏団子がまた美味しいです。

しっかりと捏ねないと作れないふわふわ感で、後からほんのりと
生姜の味がします。

猫舌の私は口の中でハフハフしながら食べました。

冬の夜にオートバイでお店に行ったので、走行していて、
風で冷やされた体が温まります。

この鶏団子は濃厚鶏出汁麺だけではなくて、このお店の
全ての麺類にトッピングされているので、このお店の具材の
主役かな?と個人的に思います。

チャーシューは鶏のもも肉を使っていてシンプルで
柔らかい感じです。

存在感は、鶏団子のほうが強くて、鶏団子の
味の邪魔をしないように薄味にしているのかも知れません?

煮卵は半分に割ってみると中はかなりトロトロの半熟の
煮卵でした。

シャキシャキしたメンマの歯応えが気持ち良いです。

このメニューでもこのお店独自の腰が強くて弾力の強い麺が活躍して、
味を損なわないで最後まで美味しく頂けました。

スープも鶏団子も鶏チャーシューも鶏卵も全て、丁寧に料理されていて、
鶏の旨みを存分に引き出した、メニュー名通りの最高の濃厚鶏出汁麺です。

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鮮魚鶏出汁麺沢むらの激安マグロ丼が最高

沢むらではサイドメニューのマグロ丼も人気があります。

その1番の理由は料金です。

このお店では実は!!350円でマグロ丼が食べられます。

人気商品なので売り切れ率もかなり高いです。

私は開店した直後に来店したので注文することができました。

器の上にぎっしりとマグロが盛り付けられていて
中心にカイワレ大根が乗っています。

料金は安いですが、電球で照らされたマグロが
眩しく光っていて鮮度の良さを証明しています。

別皿で刺身醤油とわさびが運ばれてきました。

私はいつも海鮮丼の類いを食べるときは始めは
醤油も薬味も入れないで後で入れる食べ方を
するので今回も先ずはそのままの状態で食べてみることにします。

口に近づけるとマグロの僅かな良い香りが鼻孔を刺激します。

鮮度は抜群に良いのですが、お刺身の角がしっかりと立っていて、
表面を滑らかに切る料理技術も素晴らしいです。

マグロはしっかりと醤油漬けされていました。

私は薄味好みなので、別皿の醤油は使用しないで、
わさびを少しだけマグロに付けて食べるのがベストでした。

次に、このお店で食べるときも必ず注文したくなるメニューです。

鮮魚鶏出汁麺沢むらの鮮魚が美味しい理由が面白い

このお店実は!!元お寿司屋さんです。

昔は沢むら寿司でした。

勿論、廻るお寿司屋さんではなくて、カウンターのお客さんの
前で店主さんがお寿司を握っていた本格的なお寿司屋さんです。

26年の寿司職人の経験が鮮魚の美味しさに十分に
活かされています。

外観も内観もお寿司屋さんの名残が残っていで
調理場を囲むL字型のカウンターがとても良い雰囲気です。

元、大ベテランの寿司職人が作るちらし麺やマグロ丼は
勿論、鮮度も良いのですがお寿司屋さん時代からの
ほぼ、そのままの落ち着いた店舗が気持ちをゆったり
させて料理を更に美味しくしていると思いました。

ラーメン屋でマグロ丼!?沢村(藤沢)のちらし麺って美味しいの?まとめ

このお店がラーメン屋として開業したのは2016年4月ですので
まだそんなに古くないです。

開業当初は魚介類を煮込んだスープのラーメンが看板メニューでした
けど、店主さんがずっと創作、改善を重ねて、現在では
鶏の味が強い濃厚鶏出汁麺や、冷たい麺の上にお刺身を
乗せるちらし丼が看板メニューに変わりました。

伝統的な料理技術を活かしたちらし麺、全く新しい発想の
濃厚鶏出汁麺、どちらもとても美味しかったのですが
美味しいだけではなくて他のラーメン屋さんでは絶対に
食べられない創作力が特に素晴らしいと思います。

今度このお店に行くときは鯛を煮込んで出汁を取った
スープで作る元看板メニューの鮮魚かつお出汁麺
どんな味なのか想像が付かないグリーンカレー麺や、
サイドメニューの鶏チャーシュー丼を食べてみたいです。

どれも創作性が強そうなのでどのような味がするのか
次回、食べに行くのが楽しみです。

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