日本の北部に位置する大きな島の北海道。
広大な面積を持ち、道路網も発達しているため、ツーリングに最適な環境が整っています。
広い道路や山岳地帯、湖畔など、さまざまなルートを選択して走ることができます。
道路の交通量も比較的少ないため、快適にドライブを楽しむことができます
温泉地も多く、疲れた体を癒すことができます。
美しい自然に囲まれた露天風呂や温泉旅館でゆったりとくつろぎながら、旅の疲れを癒すことができますね。
食の魅力も多くて新鮮な海産物や海鮮料理は北海道ならではで、ツーリングの途中で立ち寄る漁港や海鮮市場で食べることができます。
また、北海道は乳製品や野菜も豊富に生産されており、美味しいチーズやバター、ジャガイモなども楽しむことができます。
広大な土地にたくさんの魅力溢れる北海道。
長期連泊を考える人も多いでしょう。
そのときに考えるのが宿泊。
大自然の中で開放的なキャンプ、あるいは格安のライダーハウスを考える人も多いと思います。
しかし、キャンプは危険も伴います。
特に北海道のキャンプは本州のキャンプとは違う問題もあります。
今回は北海道でキャンプをするメリット、デメリットや格安ライダーハウスを紹介します。
北海道キャンプの魅力
広大な大地にテントを設営してキャンプをすると、とても開放的で気持ち良いですね。
北海道のキャンプの魅力は何といってもキャンプ場の安さ!
低価格のキャンプ場や無料キャンプ場がたくさんあります。
北海道はどの地域に行ってもネットで検索したら安いキャンプ場を簡単に検索できます。
景色が良い場所も多いですね。
北海道は良い温泉もたくさんあります。
温泉に行ってからキャンプを楽しむのも良いでしょう。
このような充実した環境でキャンプをすることができる北海道ですが、キャンプをしないほうが良いときもあります。
次の記事で、北海道でキャンプをしないほうが良い理由を書きます。
北海道でキャンプをしないほうが良い理由は?
ツーリングやキャンプの聖地として有名な北海道。
格安や無料の素敵なキャンプ場が多いです。
しかし、キャンプをしないほうが良いという意見もあります。
これは正解でもあり、間違いでもあるでしょう。
北海道のツーリングキャンプで注意をしたい事は
食料を購入できるお店が少ない
北海道は食料販売店が少ないです。
特に休日や夕方以降の田舎は購入店舗が少なく、お店まで100㎞以上距離が離れることもあります。
ガソリンスタンドも同条件です。
動物や害虫の被害
北海道ならではの害虫や害獣のリスクがキャンプのときに、伴います。
日本の生物で一番、被害が多い大スズメ蜂。
北海道の大スズメ蜂は特に凶暴で人に寄りつく習性が強いです。
キタキツネは絶対に触らないようにしましょう。
エキノコックス(寄生虫)に感染するリスクがあります。
また、食器や食品をキタキツネが舐めてそれを人間が触って感染するリスクがあります。
昔から恐怖の害獣として有名なヒグマ。
キャンプ場の環境次第では遭遇する危険性があります。
最近では特に凶暴な忍者熊「OSO(おそ)18」
牛60頭が被害を受けて、まだ駆除されていません。
遭遇したら命が無いでしょう。
北海道のカラス
北海道のカラスは本州に比べて餌に敏感です。
本州に比べて、餌が少ないのが原因で、食品をテントの外に置くのは例外。
食品が見えるとテントの中にも容赦無く侵入します。
そのときにクチバシでテントや荷物をボロボロにされます。(私は外にペットボトルの焼酎を置いていたらカラスに穴をあけられ飲まれました)
また、カラスの習性で光り物や貴金属を奪われる可能性があります。
(スマートフォンを持って行かれた)などの深刻な被害を受けた人もいました。
天候や寒さによる環境の事情
北海道は本州よりも寒いので、しっかりとした防寒対策が必要です。
また、天候が変わりやすいので雨対策も重要になります。
装備品の荷物は本州よりも多くなります。
格安宿やライダーハウスが多い
これが北海道ではキャンプをしないほうが良い(厳密に言うとしないほうが良い場合もある)1番の理由です。
北海道は無料や1,000円未満で宿泊が可能なライダーハウスがたくさんあります。
またゲストハウスやとほ宿といわれる格安の宿も多いです。
キャンプに慣れてない人は無理にキャンプをしないで、格安宿やライダーハウスを利用したほうが無難でしょう。
私が2年間、日本放浪をしていたときは北海道だけ格安宿を使用して、本州や九州では全てキャンプ泊でした。
北海道の格安宿の情報
北海道で、普及が進んでいる格安の宿泊施設の、とほ宿やゲストハウス。
原則的に食事も、使用するお部屋も他の旅行者と相部屋になります。
素泊まりのみの宿や1泊2食付きの宿まで、サービスは宿によって違います。
私がおすすめしているとほ宿は
観光地で有名なニセコのとほ宿
ニセコ物語
最北限で食事が美味しい
星観荘(礼文)
ワインとステーキが美味しくて有名な
旅の国ワインの宿
どれも北海道で好評のとほ宿です。
他にもたくさんあるので、興味があればホームページで調べてください。
北海道のライダーハウス情報
北海道ならではのライダーハウス。
特徴は
●基本的に相部屋(男女共用部屋の施設がたくさんあります)
●宿泊費が安い
●布団が無くて寝袋(シュラフ)が必要な施設が多い(旅館やホテルと違い、歯ブラシやタオルなど、アニメティの用意が無い)
●管理者と連絡が取りにくい場合がある
●新型コロナウイルスの影響で現在、休業中の宿が多い
宿泊費は基本的に安いですが、自分で準備をする荷物も多くなります。
また、管理者と連絡が取りにくい場合や休館中の施設が多いので、しっかりとした確認が必要ですね。
宿泊施設を利用するのも状況に応じてライダーハウスやとほ宿、ゲストハウスの使い分けをしたほうが良いでしょう。
まとめ:北海道ツーリングでキャンプしないほうが良い理由は?格安宿やライダーハウスのおすすめ
北海道でしか体験することが出来ない大自然の中でのキャンプ。
しかし、自然相手だとリスクもあります。
一概に北海道のキャンプを否定する必要はありません。
しかし、北海道はライダーハウスやゲストハウス、とほ宿など、素敵な宿泊施設もたくさんあります。
キャンプ泊、ゲストハウス泊、ライダーハウス泊どれもそれぞれの長所があります。
本文を読んで少しでも皆様の北海道旅行のお役に立てたら嬉しいです☆
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