北海道東部(道東地方)にある根室市は北海道本島最東端の自治体かつ、日本の市で最も東に位置しています。
自家用車や公共の交通機関を利用しても、地域の特性から、決して行きやすい場所ではありません。
しかし、それだけに到着したときの達成感に感動することができますし、秘境の地に到着した充実した気持ちを味わえます。
日常では見れない景色をたくさん見ることもできます。
最東端の納沙布岬や北海道の三大秘岬の一つである落合岬を目指す人もたくさんいますね。
数多くの名物料理や特産品も魅力で、根室半島はどこに行っても美味しい食事をしたり、特産品を購入することが出来ます。
テレビドラマの北の国からのロケ地として何回か登場していますね。
そんな、数多くの魅力あふれる根室半島のほぼ中心部、根室駅から2㎞の住宅地にひっそりとインディアンサマーカンパニー(ライダーハウス)が佇んでいます。
実はこのライダーハウスは宿泊費が無料って噂があるんですよ。
しかも、それで30年も営業をしています。
今回は北海道の最東端に位置する宿泊費が無料と噂のインディアンサマーカンパニーで宿泊をした体験を書きます。
インディアンサマーカンパニー(北海道)の宿泊費無料って本当?
宿泊を予約するときに1番、気になる宿泊費の説明を引用してみます。
漁師歴40年以上の店(カニ・鮭・魚介類)根室のノサップ産商
宿泊について
海産物などお土産販売でもあり
2,000円以上お買いものされた方のみ
ライダーハウスを利用できます。
花咲ガニ1尾(食べる用)¥2,000〜
他お土産商品多数。
宿泊費の説明が少しだけ複雑ですが、実はインディアンサマーカンパニーの本業は、40年以上、漁師さんと、海産物などのお土産店です。
海産物のお土産店の納沙布産商で2000円以上のお買いものをされた方のみ無料でライダーハウスを利用できます。
殆どの人は花咲ガニ1尾2000円(食べる用)を購入します。
私も花咲ガニを購入して美味しく頂きました。
私が宿泊をした時は根室市の旅行キャンペーンでしたので、宿泊者には1500円の割引券が配布されます。
実質、500円で花咲ガニを購入して、宿泊費は無料でした。
インディアンサマーカンパニー(北海道)のルールをチェック
各施設によって様々なルールがあるライダーハウスですが、インディアンサマーカンパニーはどのようなルールがあるのか気になると思うので、纏めて見ました。
先ず、開設期間は5月1日~10月10日までが開設期間で、その年によって冬季休業になる時期が前後します。
私が宿泊したのは10月1日、ギリギリ冬季休業になる前に宿泊することができました。
受付は14:30〜17:00の間しか出来ません。
かなり早い時間に受け付け終了になります。
それ以降の時間は受付の手続きをする納沙布産商が閉店してしまいますので、時間に間に合わないと宿泊することが出来ないので、注意が必要です。
部屋は男女相部屋の80畳の1室です。
駐車場は広いスペースがありますので、バイクでも車でも駐車することが出来ます。
寝具は原則としてありません。
私は寝袋持参のツーリングをしていたので、宿泊することが出来ました。
消灯時間は23:30分になります。
それ以降は人との会話や音量を発する行為を控える必要があります。
インディアンサマーカンパニー(北海道)の利用方法
実際にインディアンサマーカンパニーに宿泊をした流れを纏めてみます。
私は宿泊場所を決めるのは、当日の予約が多いのですが、インディアンサマーカンパニーに宿泊をしたときも、当日の予約でした。
受付時間の14:30分になってから電話の予約をします。
快くOKしてもらいました。
しかし、受付をした場所がかなり離れていたので、受付の終了になる夕方の5時に間に合うために急いで移動します。
受付の納沙布産商に到着したのが16時50分、ギリギリの時間でチェックイン。
このときに2000円を支払って花咲ガニを購入しました。
今日の宿泊者は私1人。
もう一人宿泊の予約をしていた人がいたみたいですが、17時のチェックインに間に合わなくてキャンセル扱い。
納沙布産商はキッチリと17時に閉店します。
この建物は2階立ての構造になっていて1階が納沙布産商、2階がインディアンサマーカンパニーになっています。
購入した花咲ガニを冷蔵庫に保管してから、2階のインディアンサマーカンパニーに荷物を搬入。
終わったら夕食とビールの買い出しに行きます。
駅周辺だけあって、近くにデパートやスーパーマーケット、食堂がたくさんあります。
外食にするか迷いましたが、施設内でゆっくりと飲食を楽しみたかったので、今回はスーパーマーケットで購入して、宿泊施設に戻りました。
80畳1間の部屋は1人で使用するには広すぎて落ち着きませんでしたが、花咲ガニを食べながらビールを飲んでいると、段々と部屋の景色に慣れて、凄く居心地の良い空間に思えます。
北海道の静寂な雰囲気と次の日の出発が早い理由から、早めに寝袋にくるまってこの日は寝ました。
インディアンサマーカンパニー(北海道)周辺のツーリング体験
インディアンサマーカンパニーに宿泊した人が1番行く人が多い本土最東端の納沙布岬に私も行ってきました。
日本で1番早く朝陽が昇る場所、最果ての雰囲気が十分にあります。
そして、納沙布岬から50メートルの場所にある鈴木食堂でかなり早い朝食タイム。
実は、この食堂はインディアンサマーカンパニーと経営者が一緒なんです。
私が行ったときは、さんまが全国的に水揚げがされていないとの事でしたが、漁師もやっているだけあって、さんま料理も食べることが出来ます。
今までで、私が食べた中では1番美味しいのかな?と思うさんまイクラ丼と鉄砲汁を食べました。
納沙布岬を眺めながらの最高の食事でした。
まとめ:インディアンサマーカンパニー(北海道)評判とレビュー!宿泊無料って本当?
今回、インディアンサマーカンパニーに宿泊をしたのは10月1日、北海道では多くのライダーハウスが冬季休業の準備に入っている時期でした。
良い意味での孤独を感じて、ゆっくりと自由気ままな旅を楽しめました。
繁忙期でしたら、宿泊施設が満室だったり食堂が行列ができて、入店することができない場合もありますので、最高の季節にツーリングをすることが出来たと思います。
2000円の買い物をしたら宿泊できる便利な宿に泊まって、ここでしか食べることができない料理を食べて、ここでしか見れない景色を多くの人に楽しんでもらいたいです。
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