ツーリングで、どれくらいの距離を走行していますか?
ツーリングの走行距離は個々のライダーやグループの目標や好みによって異なります。
1日で100~200㎞のツーリングを楽しむ人もいれば、大型バイクや高速道路を使用して1日で1000㎞以上走行する人もいます。
短い距離を走り、途中の観光地や風景を楽しむのも良いですし、頑張って遠くまで走行して、普段見ることが無い景色を楽しむ人もいるでしょう。
長距離ツーリングは個人の好みや目標に依存しますが、十分な休憩や体力管理を心掛け、安全かつ楽しいツーリング体験を追求することが重要になります。
適切な距離を計画し、自身の能力と条件を考慮をするのが最優先。
そしてバイク選び。
それぞれのモデルやブランドによっても快適性や機能は異なりますが、長距離ツーリングに適したバイクを選ぶ際には、ライダーの体格や好み、予算、走行条件などを考慮に入れることが重要になります。
今回は長距離ツーリングの楽なバイクに重点を置いて記事を書きます。
長距離ツーリングの楽な大型バイク
大型自動2輪免許が教習所で所得可能になって急速に大型2輪の普及が進みました。
昭和時代は、かなりレアな大型バイク所持者も現在では全く珍しくないです。
それに伴い各メーカーが競って大型バイクの開発を進め、たくさんの種類の大型バイクが販売されました。
長距離ツーリングでどのようなバイクを選ぶと良いか悩む人も多いでしょう。
大型バイクの長距離ツーリングが楽な車種を調べました。
SUZUKI Vストローム1050 XT
国産バイクの長距離ツーリングで大定番なのはこのバイクです。
1,000cc以上のアドベンチャーツアラー。
長距離の高速道路から舗装されていない悪路まで、どんな道でも走行できる万能バイク。
長距離ツーリングをメインに考えるなら必ず候補に出てくる素敵なバイクです。
欠点は車重が重い事と、シート高が高いので、女性や小柄なライダーには不向きな点もあります。
それが気にならない人は先ずはこのバイクを考えると良いでしょう。
BMW K-1600 GT
世界中で長距離ツーリングで賞賛を受けているBMW。
ドイツの速度制限が無いアウトバーンを疲れずに走行することが可能なことがメーカーのコンセプトです。
その性能はバイクに詳しい人なら書くに及ばないでしょう。
その中でも長距離ツーリングの最高傑作と言われたK-1600GT。
長距離ツーリングの為の機能も充実しています。
オーディオ機能やクラッチレス走行モードの新しい機能も嬉しいです☆
高速道路や北海道ツーリングでは、休憩をしないで500㎞以上走行した人の話も耳にします。
絶対無比な長距離ツーリングが楽なバイクが欲しいならこのバイク。
欠点は購入金額がとても高い。
定価が3,000,000円以上するので、予算と相談して考えたいですね。
長距離ツーリングの楽な中型バイク
長距離ツーリングで一番多い分類のバイクは中型バイクでしょう。
大型バイクの免許が教習所で所得可能になってから販売台数が減ったのは否めませんが、日本ではツーリングバイクで今でも一番多いのは確かです。
その理由は高速道路以外では、長距離走行に於いては全て勝っていて、必要な免許が中型2輪免許で乗れることや購入金額の安さでしょう。
一般道では大型バイクよりも中型バイクのほうが優れていることはバイクイベントでも立証済みです。
その中でも特に長距離ツーリングが楽な中型バイクを書きます。
V-Strom 250(V ストローム 250)
先程の大型バイクでも紹介したV-Strom ですが、中型バイクも圧倒的な支持があります。
バイクでの冒険や大会でたくさんの日本記録だけでなく、世界記録まで出した賀曽利隆さんの愛用バイク。
長距離のバイク大会でも乗る人が一番多い車種という点でも長距離ツーリングでいかに楽かという事を立証されています。
その魅力は
大きなガソリンタンク
大きなカウル、スクリーンで防風効果抜群で高速道路の走行も疲れない
重心が高くて足回りがオフロードバイクのパーツを使用しているので未舗装道路も走行が可能
センタースタンドやハンドガード、
気軽に充電できるDCソケット標準装備
純正オプションとしてトップケースやパニアケースが選べる
など、他のメーカーには無いたくさんの長距離ツーリング用バイクの魅力があります。
全排気量でも、長距離ツーリングで楽なバイクは?と、聞かれたらこのバイクでしょう。
HONDA・PCX150/160
排気量が200cc未満のスクーター。
車重が軽くて重心が低いので、長時間走行してもかなり疲れにくいバイクです。
しかもシフトチェンジをする必要が無いので手足の負担もかなり少ないですね。
未舗装路や悪路も走る事が可能な万能バイク。
特にスクーターの構造上、雨の日も運転も疲れにくいです。
一般道の長距離を優先したいなら間違いなくこのバイクでしょう。
私は今まで一般道限定のツーリングをしてきたのでPCXの購入は2台目です。
欠点は排気量が少ないので長時間の高速道路の走行は弱いです。
普段のツーリングで高速道路を使用する事が多いなら他の車種をおすすめします。
PCX150で日本1周体験談
2020年にPCX150で日本1周ツーリングに出発しました。
日本最北端の稚内市から
本州最南端の佐多岬までツーリングしました。
このときは完全な下道なので高速道路には弱いけど一般道にはとても楽なPCX150を選びました。
総走行距離約10,000㎞、18日間で全都道府県を完走(沖縄以外)
出発地は神奈川県。
東日本はずっと雨に降られての走行。
西日本ツーリングでは時間が無くて1日で下道を1,000㎞以上、走行することもありましたが、トラブルが無くて完走することができました。
今まで日本1周で使用したバイクは
HONDA CBR1000F
HONDA XR250BAJA
HONDA PCX150
全てHONDAですが、今度はどの車種で日本1周をするか考えています。
まとめ:長距離ツーリングの楽なバイク(大型・中型)おすすめ!日本1周体験談も
新しい場所や風景を探索することができる長距離ツーリング。
道路を走りながら自由な感覚を味わい、知らない土地への冒険を楽しむことができます。
新しい文化や風習に触れることで、自身の視野も広がるでしょう。
また、自己成長と挑戦の機会でもあります。
遠い場所への旅は、困難や障害に立ち向かうことを要求するかもしれません。
しかし、自身の限界に挑戦しながら困難を乗り越えることで成長し自信を深めることができるでしょう。
挙げればたくさんある長距離ツーリングの魅力。
いつもとは違う非現実の世界に足を踏み入れて日常のストレスから解放できる楽しみを経験してもらいたいです☆
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